2013年8月26日月曜日

グルラボ 孤食民の救世主

グルラボ、というものをご存知でしょうか。

いえいえ、回転している研究室ではございません。これは、一見ただのタッパーに見える、万能調理器具なのです。



半月ほど前、実家に帰り、また京都へ戻ろうというとき、母にグルラボを手渡されました。「これを使いなさい、清水」と言われて。わたしは、「はい、お母様」とこたえてそれを受け取りました。「これは魔法の容器です。これに食材や調味料を入れ、電子レンジでちんすれば、ありとあらゆる料理ができるのです」母はそう言い残すと、山賊どもに連れてゆかれました。

で、わたしとしてはかなり半信半疑でした。まっさか、こんな、ちょっと頑丈そうなタッパーウェアで何ができるのかと。せいぜい食べ残しのカレーを温められるくらいだろうと。

けれども、実際に付属のレシピをみて、その通りに肉や野菜や調味料などをグルラボに投入し、レンジで数分チンしますと、あら不思議。しっかりした料理のできあがりです。ホイコーローがうまそうな匂いをはなっているではありませんか。

それから、ジャガイモをあらって5分ほどチンしますと、それはもう、ホクホクになっているのです。わずか5分です。あとはもう、キュウリとタマネギを切って混ぜれば、ポテトサラダの出来上がり。

他にも、レシピを見てみますと、可能な料理の幅はめちゃめちゃ広く、肉や魚料理はもちろん、ごはんだって炊けるし、パスタもいけるし、パンも焼ける。なかには焼きそば、なんてのもある。そんな、焼きそばのアイデンティティを根本からへし折ることもできちゃう。

こうなりますともう、自炊をするとき、フライパンも鍋も必要ありません。なんせ、もう、すべてが電子レンジでできてしまうのですから。そう、このような魔法は、グルラボという容器と電子レンジという機械によって可能になったものなのです。グルラボ×電子レンジ=マジック。

ああ、わたしは、これまで独りぐらしで8年も電子レンジを使いながら、まったくこいつのポテンシャルを発揮させられていなかったんだ。と、わたしはしみじみ思いました。せいぜい牛乳やごはんを温めるだけ……そう、温めることにしか使っていなかったのです。けど、違うのです。電子レンジの用途は、「温め」ではない。「料理」なのです!

さらに言うなら、グルラボの優れているところは、一人前や二人前の少量をかんたんに作れることです。一人暮らしにぴったりなのです。もうね、これから一人暮らしで自炊するという人は、フライパンとか鍋とかIHコンロとか買わなくていい。炊飯器と電子レンジとグルラボでいい。それで十分すぎるほど十分です。それだけで、あらゆる料理がインスタント食品気分でできてしまうのですから。

グルラボ、どうぞお試しください。

ちなみに、この記事はステマではございません。

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