明けましておめでとうございます。清水です。
久々に実家暮らしで迎えた新年、非常にゆったりとした時間を過ごしております。先日三十一歳となりましたが、還暦を過ぎた両親と、二十代後半となった妹とと四人、あ、それと十歳ほどになる猫も加え、四人と一匹で正月を迎えました。一つの乗用車に猫を除く四人で乗り込み、郊外のショッピングセンターやチェーンの外食店に赴く。それはもう、十代のころとなんら違わぬ休日であります。
仕事を辞めてからはもう二ヶ月、急かされることとてないが、そろそろ気になるのは懐の具合。いくら実家暮らしで家賃・光熱費・食費ゼロの高待遇とはいえ、やはりちょこちょこ新生活のための買い物をしたりなどしておりますと、わずかな貯金がますます目減りし、心もとなくなって参ります。極めつけは本日届いた三井住友トラストクラブからの封筒。ぺらり、一枚の紙を広げてみますと、それは明細書で、お支払い額は39,632円と印字されておりました。目下、私の貯金額は60,000円。もう、携帯代などを考慮すれば、余裕がすべて吹き飛ぶほどの額。いよいよ追いつめられてきた。
ああ、働きたくない。労働したくない。雇用されたくない。けれど独力で稼ぐ才覚もない。そんなわけで、やはりここでも十代のころと変わらず、求人情報に目を光らせることになる。
私が住んでいるのは北関東の片隅で、学生時代を過ごした京都とは随分事情が違う。京都であればアルバイト先は星の数ほどあった。大学や老舗の和菓子屋といった、しゃれたバイト先も選べた。が、ここ埼玉にあるのはチェーンのお店ばかり。もしくは倉庫や工場。洒落っ気も何もありません。
いやしかし、そんな中でも、できるだけいいところで働きたい。いいところ。それはすなわち、かわいい子がいる職場であります。年頃の、かわいい女の子がいるところ。前職塾講師に関しては、さまざまに不満を募らせておりましたが、なかんづく慊りないと感じたのはここなのであります。女の子が、いない。いえもちろん、小中学生はおりましたが、恋愛対象にはならなかった。中三あたりならならないこともないが、さすがに規則や条例等もあり、ならなかった。そんな不全感に苛まれつつ脳裏を霞めていたのは、塾講師の更に前、百円ショップでのアルバイト。
店名を記すならダイソーなのですが、そこでのアルバイトはよかった。かわいい女の子がいた。年齢は十も違うが、同僚としてなかよくやれていた。ああ、あれはよかったなあ。そんなふうに、しみじみ思っていた。
というわけで、私がこれからのアルバイトに求める条件、それは、年頃の女の子がいること。時給? 750円あればいい。交通費? なくてもいい。土日祝日? 喜んでシフトに入る。とにかく、女の子を! 女の子と働きたい!
三十一歳、実家暮らし無職の男子、新年の願いであります。
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