私が中学生のころ通っていた塾は一つも教材など配らず、テストもなく、授業もなく、ただ質問だけできる自習室みたいな感じだったので、この教材の充実っぷりには当初おどろかされた。
中学生であれば各教科一冊、多ければ三冊ほど配る。春期講習、夏期講習、冬期講習となれば、そのたびにまた別の教材を配る。この準備もなかなかめんどうである。予め生徒の数だけ発注しておき、それを生徒ごとにまとめて、配布できるよう準備しておく。でかいダンボールにぎっしり教材が詰まって届くので、それをあっちへやりこっちへやり、腕力も必要になる。腰痛持ちにはしんどいだろう。
塾の中にはさまざまな掲示物がある。たとえば、中学や高校のポスター。いろんな学校から生徒募集や体験授業のチラシ、ポスターなどが送られてくるし、直接持参してくる場合もあって、それを壁に貼っていく。あるいは、ここを巣立ってもまた高等部で塾に通ってくれるよう、そのポスターも貼ったりする。他にはテストのランキング表・合格実績・講師紹介などもある。これらをワードやエクセルを使って作成するのも業務のうちである。
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